Nick Walker
1992 年に Juxtapose から作品制作の以来を受け、新しいスタイルで、人々に驚きを与
えられる、写真の様な美しい作品が作れないかと模索していた時、無限の可能性を秘め
た、素早くそして自分の理想どおりの作品が描ける、ステンシルと出会う(同級生の
Massive Attack の 3D より教わる)。
それ以降はフリーハンドとステンシルの手法を合わせた、従来のグラフィティスタイルを進化させた、新しいスタイルの作品を制作する様になる。
”ステンシルアート”を世に広めた、パイオニア的アーティストである。
*Biography
1969年生まれ。1980年初頭から2013年までBristolを拠点に活躍し、現在は活動拠点を
New Yorkに移している。
2008年のLAのSolo Showで注目を浴び、同年、Londonで行われたSolo Showでは、彼の作品を求めてオープニング2日前の夜から100人余の泊まりこみが出るという、前代未聞のShowとなった。
更にはShowの後に行われたBonhamsオークションでは彼の初期の代表作といえる”Moona Lisa”が予想価格の10倍以上の1000万円で落札された事が話題になり、それ以後は、多くの雑誌の表紙やメディアのトップを飾り、一気にトップアーティストの仲間入りをする事となる。
2008年は、Nick Walkerのターニングポイントの年といえる。現在でも彼のファンは多く、世界各国から作品制作の依頼を受け、ニューヨーク、ロサンジェルス、パリ、ノルウェー、日本などのストリートで作品を見る事が出来る。
顧客には多くの著名人がおり、近年ではBlack Eyed PeasのWill.I.Amが彼のファンで、
"I Gotta Feeling"のミュージックビデオで、作品が使われ話題に。
顧客:Will.I Am (Black Eyed Peas), Fergie (Black Eyed Peas), Ian Brown (Stone Roses),
Christina Aguileraなど。
更には2010年1月にMuseum of Fort Laudedaleで行われた、"With You I Want to Live"
ではウォーホールや村上隆など、有名アーティストの作品と一緒に展示された事により
注目を浴びている。
2011年にはロンドンの老舗コンテンポラリーギャラリー”ART SENSUS”で個展を開催し、コンテンポラリーアート界からも注目を浴び、近年は各国で行われているアートフェアーでも彼の作品が出品されている。
2011年2月にNEW YORK SOHOのOpera Galleryにて、
新作のシルクスクリーンプリント”The Morning After New York”が発売され、
購入を求める人々で早朝のNew Yorkに100名以上の長蛇の列が出来た。
この一件でNick Walkerの世界での人気が更に不動のものになる。
2013年12月には日本初個展を渋谷のParco Gallery Xにて開催。
日本のみで作品をすべて完売させ、日本国内でも不動の人気を証明させた。
2014年9月、SOPH.との15周年コラボレーションを発売。即日完売。
2016年8月に一時休業した渋谷パルコの歴史を飾ったイベント“ラストダンス”の
特別企画として自身2度目の個展を開催。同時に2度目となるSOPH.とのコラボTを販
売。
現在、同郷のBanksyと共にUKグラフィティシーンを牽引する、
トップクラスのアーティストである。